プロテクトキーの種類
ソフトウェアキー
ソフトウェアキーはソフトウェアライセンスファイルをライセンスプールよりダウンロードして使用します。USBスティック等の物理的なキーは使用しません。
License Manager Toolで、ライセンスプールからダウンロードして使用します。
ハードウェアキー
ハードウェアキー(ドングル)は、ライセンス情報を含むUSBスティックです。
USBスティックを、直接PCに差して使用します。
ハードウェアキーには、2種類あります。
- Wibu-Key(ワイブキー)
- CodeMeter(コードメーター)
Wibu-keyは、Archicad18まで使用されていたハードウェアキーです。Archicad 19からはCodeMeterでのみ使用する事ができます。
プロテクトキーからライセンスを読み取るには、CodeMeter/Wibu-Keyドライバが必要です。
ライセンスの形態
シングルライセンス
シングルライセンスキーとはそれぞれのGRAPHISOFT製品(Archicad, MEP, EcoDesigner Star, BIMx)に対して、同時に一つのみ起動する事ができます。
このライセンスは、ローカルで使用します。お持ちのパソコンのUSBポートにUSBキーを挿入していただくか、License Manager Tool (LMT)でソフトウェアキーをダウンロードします。
- シングルライセンスは、ネットワークライセンスとして動作しません。
ネットワークライセンス
ネットワークライセンスキーはそれぞれのGRAPHISOFT製品(Archicad, MEP, EcoDesigner Star, BIMx)について、複数のライセンスを保有しています。
複数のコンピュータ間でこのライセンスを共有するためにはそれぞれのCodemeterのライセンスサーバーが必要です。ユーザー一人が使用可能なように割り当てられたシングルライセンスと比較して、とても柔軟に運用していただくことが可能です。
ネットワークライセンスは2ライセンス以上のご購入が必要となります。
ライセンスサーバーの設定についてはこちら
シングルライセンス | ネットワークライセンス | |
---|---|---|
ハードウェアキー |
ハードウェアキー利用時、ライセンスは、ハードウェアベースのプロテクションキー(USBキー)を接続し取得します。使用するには、パソコン毎にUSBキーの接続が必要になります。外出先でも使用が可能です。 |
ネットワークライセンスは、複数ライセンスを持つライセンスキーを社内サーバー(管理者用PCなど)に接続すると、LANを介してライセンスを取得することができます。複数ライセンスを共有でき、管理が容易になります。ライセンス数上限までであれば、不特定多数のPCで起動可能です。 |
ソフトウェアキー | ソフトウェアキー利用時、ライセンスは、ウェブ上のライセンスプールよりダウンロードし、コンピュータ上のソフトウェアコンテナファイルに保存されます。物理的なキーはありません。外出先でも使用が可能です。(但し、インターネットを介し事前にライセンスをダウンロードしておく必要があります。
|
ライセンスは、シングルライセンスと同様、PC上に保存され、LANを介して、複数ライセンスを共有することができます。利用するには、LANに接続する必要があります。 |
シリアル番号(教育版または体験版)
Archicadの教育版または体験版を使用している場合は、Archicadを起動するときにシリアル番号を使用してアクティベートします。教育版または体験版のユーザーは、期間限定で有効なシリアル番号を取得する登録を行うことができます。
ご登録はMYARCHICAD.COMからどうぞ。教育版・体験版に関するご質問はこちらをご覧ください。
体験版をお使いの期間に、商用版をご購入された場合、ハードウェアキーを装着、またはソフトウェアキーのダウンロードを行うと、商用版Archicadが起動します。体験版で作成したプロジェクトファイルを商用版で開き、保存を行うと、商用版のプロジェクトファイルとなります。ただし、体験版で作成したファイルは同じPCの商用版のみで開くことが可能です。
Archicad教育版は、学生または教育機関のみが使用するように設計されているため、商用版に変換できません。教育版を商用目的で使用することはできません。
デモモード
Archicadを起動すると、プログラムが自動的に利用可能なライセンスを確認します。ライセンスを所有していない場合は、デモモードで続行できます。デモモードでは、ファイルの保存、コピー、またチームワーク以外の全ての機能を利用できます。全てのArchicadファイルで機能を表示して試用できます。使用できないコマンドやメニュー項目は無効になり、ArchicadのタイトルバーはArchicad xx DEMOに変わります。
Archicadプログラムは、次のような場合にもデモモードに制限されます。
- キーがコンピュータに取り付けられていない
- 所有している全てのArchicadライセンスが使用中である
- ハードウェアキーに不具合がある
- CodeMeterドライバがインストールされていない、Codemeterサービスが稼働していない
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