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寸法の表現を切り替えたい場合、ビューに登録する寸法の設定を変えることで表現を変えることが出来ます。さらに要素によって、寸法の表現を分けたい場合は、表示する寸法をレイヤーの表示で切り替えると、寸法の表現をビューによって切り替えることが出来ます。複数の寸法表現をレイアウトに表示したい場合は、それぞれの表現をビューとして登録し、レイアウトで配置します。
手順1 寸法の設定を準備
1.オプション>プロジェクト設定>寸法から設定画面を開きます。
2.小数点設定にて「1」を選択します。
3.任意の名前を付けて保存します。
手順2 レイヤーの設定を準備
4.レイヤー設定>小数点以下が表示されるレイヤーセットを新規作成します。
5.新しいレイヤーセットに寸法とは違うレイヤー(例:寸法_小数点)を新規作成します。
6.小数点を表示させたい寸法のレイヤーを作成した「寸法_小数点」のレイヤーに変更します。
「寸法」レイヤーには整数を表示したい場合に使用するの寸法、「寸法_小数」レイヤーには小数を使用したい場合に使用する寸法となります。
手順3 ビューを作成レイアウトに配置
7.小数非表示のビューを作成します。
図上: 寸法レイヤー「表示」、寸法_小数レイヤー「非表示」、寸法は「ミリメートル(小数なし)」
8.同様に小数点を表示するビューを作成します。
図下: 寸法レイヤー「非表示」、寸法_小数レイヤー「表示」、寸法は「ミリメートル(小数あり)」
9.最後に3.で作った寸法タイプをそれぞれ選択してビュー登録します。
最後に、レイアウトで要素を重ねるように配置すると、下の図のようになります。
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