<Archicad 25>
目的
【例】 ラベルでスラブの上端から配置フロアまでの高度を+-をつけて表示させたい。
手順
オプション→プロパティマネージャーからプロパティを新規作成します。
プロパティの新規作成手順については下記ヘルプセンターの記事をご確認ください。
プロパティマネージャー Archicad25 ヘルプ
▼値定義のデータタイプは文字列に、デフォルト値は数式を選択します。
(”使用可能な分類”の設定も必ずおこなってください)
入力する数式は下記の通りです。
IF ( STRTONUM ( STRCALCUNIT ( {Property:一般パラメータ/上端高度から配置フロア} ) ) > 0,
CONCAT ( "+", STRCALCUNIT ( {Property:一般パラメータ/上端高度から配置フロア} ) ),
STRCALCUNIT ( {Property:一般パラメータ/上端高度から配置フロア} ) )
もし、上端高度から配置フロアの値が0より大きい場合は
IF(STRTONUM(STRCALCUNIT(上端高度から配置フロア(パラメータ))>0
+と上端高度から配置フロアを繋げた値を表示する。
CONCAT("+",STRCALCUNIT(上端高度から配置フロア),
小さい場合は上端高度から配置フロアの値を表示する。
STRCALCUNIT(上端高度から配置フロア))
上端高度から配置フロアのパラメータはデータタイプが文字列ではないため、
STRCALCUNITで文字列に変換しています。
マイナスの値になる場合、上端高度から配置フロアはデフォルトで-が表示されるため、小さい場合はCONCATで-を繋げる必要がありません。
結果
ラベルの自動テキストで作成したプロパティを選択すると、スラブの高度に+-が表示されるようになりました。
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