<Archicad 26>
Archicadのプロジェクト設定内に「追加精度」という項目があります。こちらは現在の小数点設定の桁からさらに追加精度で設定した数値を上付き文字として表示されます。
寸法を例として見てみましょう。
例1)小数点設定 1、追加精度オフの場合の表示
例2)小数点設定 1、追加精度01の場合の表示
それぞれの項目を選択したときの表示の違いを見てみましょう。寸法の値は小数第1位まで表示としています。
追加精度が01の場合、小数第1位までを表示し、上付き文字としての表示は下図のようになります。小数第2位、第3位が上付き文字として表示されます。四捨五入は表示されていない小数第4位の値で行われます。
追加精度がオフの場合、小数第1位までを表示している場合、小数第2位で行われます。
追加精度が5の場合、上付き文字が5で区切られます。そのため、上付き文字の切り替えは、24と25、74と75で区切られます。25-74の範囲が5と表示されます。
追加精度が25の場合、上付き文字の区切りが25ずつに区切られます(0, 25, 50, 75)。そのため上付き文字の切り替えは、12と13、27と28、52と53、77と78で行われます。13-27は25、28-52は50、53-77は75と表示されます。
追加精度を1に変更すると、上付き文字が1桁になります。小数第2位までの表時となります。そのため、上付き文字の2桁目の数字の小数第三位で四捨五入されて1桁めの数字が表示されます。上付き文字は、00-04までは0、05-14までが1というようにまとめられます。
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