<Archicad 27>
目的
提灯形状を作成する方法についてです。
今回は梁の断面形状を使用して、ぐるりと円を描く作成方法をご案内します。
手順
①オプション>断面形状>断面形状マネージャを開きます
②塗りつぶしを作図していきます。
下図になる線分を用意して、マジックワンド(spaceキー)機能を使用すると簡単に塗りつぶしが作図されます。(マジックワンド Archicad 27 ヘルプ (graphisoft.com))
▼下図の2D線はこのような形状です
③塗りつぶしは上下の部分と、火袋の部分(薄くなるように)の3つを作成しました。
原点は上部のところに設定しておきます。
材質上書きで材質を設定し、使用目的を梁にして保存します。
④梁ツールを選択し、作図方法は曲線にします。断面形状で原点にしたところが円になるように作図します。
結果
▼提灯形状が出来上がりました。
Tips
提灯に文字(3Dテキスト)を入れたいときは、ソリッド編集で入れることができます。
①まず、テキストと重ね合わせて、3Dテキストをターゲット、提灯をオペレータで追加し、交差部で実行します。
②今度はターゲットを提灯、3Dテキストをオペレータとして追加し、減算処理をします。
▼結果、球状にそった文字ができあがりました!
▼レンダリング結果
(材質は透過+発光で質感を出すことが難しいため、発光を優先した設定にするとよいと思います)
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