<Archicad 27>
目的
モデルチェックの干渉検出機能を行った後に、任意の色にモデルを色付けしたいときは、表現の上書き機能を使用する方法があります。
手順としては、干渉検出用のプロパティを作成して、表現の上書きルール作成をおこないます。
手順
1.プロパティの作成
①プロパティを新規ボタンから作成します。プロパティ名などを入力します。
②デフォルト値は「未定義」で、データタイプは「オプションリスト」に変更します。
③オプション設定からリストを作ります。任意の値を入力します。
④使用可能な分類は必ずいれてください。ここでは「全て」にしています。
2.表現の上書きルールを作成
①表現の上書きセットを新規作成します。
②ルールを新規作成します。名前などを入力してください。
③それぞれのルールの編集をおこないます。
④干渉のある柱を赤色にしていきます。基準を追加ボタンから、手順1で作成したプロパティを追加します。基準を「等しい」「干渉あり」にして、上書きスタイルで色を設定していきます。
⑤柱のルールも同様に設定していきます。
3.要素のプロパティを変更する
モデルチェックレポートの結果の要素を選択し、設定を開いて、作成したプロパティを「干渉あり」に変更します。
結果
表現の上書きセットを作成したものに変更します。プロパティ「干渉あり」にした要素に、ルールの色をかけることができました。
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