<Archicad 27>
目的
一覧表でフィールドのΣ(シグマ)を有効にすると、合計値が自動で算出されるようになっています。
一覧表で項目の数値の合計を表示する方法 – GRAPHISOFTナレッジセンター
この時に項目で、合計がでたりでなかったりすることがあるかと思います。
その違いというのは、データタイプの違いになります。
手順
例えば、「測定面積」のパラメータは面積になるので、データタイプは面積です。
そのまま数式にすると、データタイプ:面積です。
データタイプを比較するために、「測定面積」を数値と文字列に変換した式を作ります。
データタイプ:数値 に変換
データタイプ:文字列 に変換
作成した数式プロパティを、一覧表フィールドに表示させます。アイコンが違うタイプになっていることがわかります。
結果
それぞれの結果はこのようになります。数式の結果としては同じ値ででていますが、合計値欄が違います。
・面積(単位のある数値)には合計値と単位がつく
・数値は合計値はでてくるが単位はつかない
・文字列は合計値はでてこない
この合計値欄は編集ができないため、文字列に合計値をつける場合は、レイアウトでテキストツール配置が必要です。
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