<Archicad 21>
ゾーンは床、壁、天井の内部仕上表を設定することができます。
便利なツールですよね。
ですが、形式が下地と仕上の設定のみになっており、仕上げが2種類ある時は設定することができません。
そこでゾーンの内部仕上表に好きな情報を追加する方法を解説したいと思います。
まず適当にゾーンを作成します。
ゾーンを選択した状態で ctrl + shift + o (ショートカット)でゾーンスタンプを開きます。
デフォルトのゾーンスタンプを上書きをあらかじめ避けるため名前を付けて保存をしておきます。
外部にgsmを残す場合は参照から保存することで残すことができます。
では情報を追加していきましょう。
バラメーターをクリックし、ゾーンスタンプのパラメータを表示します。
壁仕上げの下に壁仕上げAというものを追加したいと思います。
壁仕上げを選択した状態で新規をクリックし、新規パラメータを追加します。
タイプをテキストにします。
そうすることで自由にテキストを設定することができます。
変数と名前も任意の名前に設定してください。
この状態で保存してください。
プロジェクト画面にもどり、ゾーンカテゴリの設定を開きます。
他のスタンプをロードをクリックし、作成したゾーンスタンプを選択します。
壁仕上げAを追加することができました。
できました!
これで入れ込みたい情報を欲しい分だけ追加することができ、一覧表にも追加することができます!
Archicad 22以降では、ゾーンの設定では、追加した項目を表示させるためにはユーザーインターフェースのスクリプトも編集する必要がありますので、そのままでは表示されません。
パラメータの値を変更する場合は、一覧表フィールドにパラメータを追加して編集します。編集したいゾーンが特定のゾーンのみの場合、平面図で選択してから、一覧表の上で右クリックし、「兵江mん図の選択のみ一覧」で、該当ゾーンのみを一覧表にできます。
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