BIM Serverを手動で停止、開始するには、2つのオプションんがあります。どちらの方法でも結果は同様です。
- BIM Serverのトレイアイコンを使用して停止、開始
- BIM Serverのサービスを直接停止、開始
BIM Serverのトレイアイコンを使用して停止、開始
バージョン19より「BIMcloud Monitor」というBIM Serverの監視と管理をおこなうアプリケーションの名称になっています。このアプリケーションが起動していると、BIM Serverトレイアイコンがメニューバー/タスクバーに表示されBIM Serverのサービスに素早くアクセスできます。
BIM Serverのサービスを操作するには、メニューバー/タスクバー上のBIMサービストレイアイコン上で右クリックします。パネルが表示され1つずつ、全てのサービスを開始/停止/再起動できます。
BIM Serverのサービスを直接停止、開始停止、開始
初期設定では、BIM Serverはコンピュータの起動時に合わせて開始するよう設定されています。何らかの目的でコンピュータを再起動することなく、BIM Serverのサービスを直接停止もしく再起動したい場合は、下記の手順で行います。
Windows
BIM Serverサービスの一覧
Version | Components | Services |
BIM Server 21 | BIM Server Manager 21 BIM Server Module 21 |
Graphisoft BIMcloud Manager 21.0 Graphisoft BIMcloud Server 21.0 |
BIM Server 20 | BIM Server Manager 20 BIM Server Module 20 |
Graphisoft BIMcloud Manager 20.0 Graphisoft BIMcloud Server 20.0 |
BIM Server 19 | BIM Server Manager 19 BIM Server Module 19 |
Graphisoft BIMcloud Manager 19.0 Graphisoft BIMcloud Server 19.0 |
BIM Server 18 | BIM Server Manager 18 BIM Server Module 18 |
Graphisoft BIMcloud Manager 18.0 Graphisoft BIMcloud Server 18.0 |
サービスの開始、停止、再起動
「サービス」を開きます。
- Windowsのスタートメニューから検索を使用して「サービス」と入力します。
- コンピュータの管理からアクセスします(コンピュータの管理>サービスとアプリケーション>サービス)
サービスの一覧が表示されます。BIM Serverの上記のサービスが起動していますので、それぞれのサービスを選択して、開始、停止、再起動します。
※コンピュータの起動時に自動的にBIM Serverを起動する設定を変更する
- リストからサービスをせんたくします
- 右クリックし、「プロパティ」を選択します
- スタートアップの種類を変更します(例.手動)
- 同様に両方のサービスで行います
サービスが手動に設定された場合、PCが再起動された場合に毎回BIM Serverを手動で開始するひつようがあります。
これらの設定は「自動」の設定にしておくことを推奨しますが、いくつかの場合では主導のほうが便利かもしれません。
- プロジェクトやライブラリ(プロジェクトや添付フォルダ)が外部のストレージに保存しており、コンピュータ起動時に使用できない場合
- トラブルシューティング対応の場合
macOS
BIM Serverサービス(デーモン)の一覧
macOSではサービスはデーモンと呼ばれます。それぞれのデーモンの設定は、sisutemuドライブ/ライブラリ/launchDaemons/ディレクトリ内の.plist(プロパティリスト)に保存されます。BIM Serverに関わるDaemonは下記です。
Version | Components | Services |
BIM Server 21 | BIM Server Manager 21 BIM Server Module 21 |
com.graphisoft.PortalServerService-v21.0.plist com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v21.0.plist |
BIM Server 20 | BIM Server Manager 20 BIM Server Module 20 |
com.graphisoft.PortalServerService-v20.0.plist com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v20.0.plist |
BIM Server 19 | BIM Server Manager 19 BIM Server Module 19 |
com.graphisoft.PortalServerService-v19.0.plist com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v19.0.plist |
BIM Server 18 | BIM Server Manager 18 BIM Server Module 18 |
com.graphisoft.PortalServerService-v18.0.plist com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v18.0.plist |
実行しているGRAPHISOFTサービス(デーモン)を全て一覧する方法
実行しているデーモンを全て知るとするには、listパラメータに launchctl コマンドが使用されているひつようがあります。GRAPHISOFTに関連するデーモンをリストする例は下記です
- ターミナルを実行します。そして/Applications/Utilities/ディレクトリをみつけてください。
- 次のコマンドを入力します: udo launchctl list | grep com.graphisoft
- Enterを押します
※sudoコマンドをターミナル内で実行すると管理者パスワードを聞かれます。パスワードを入力しても画面には表示されませんが、こちらは通常の動作です。パスワード入力に間違えた場合、ターミナルは再度パスワードの入力を求めます。
BIM Serverを実行する方法
デーモンを実行するには、ターミナルのlaunchctlコマンドがloadパラメータに使用されている必要があります。下記の例はバージョン19の場合です。(他のバージョンの場合.plistファイル名のバージョン番号を変更ください)
- ターミナルを起動します。そして/Applications/Utilities/ディレクトリをみつけてください。
- BIM Serverマネージャー19の場に起動するには下記のコマンドを入力します: sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.graphisoft.PortalServerService-v19.0.plist
- Enterを押します。
- BIM Serverモジュール19を起動するには下記のコマンドを入力します: sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v19.0.plist
- Enterを押します。
※それぞれのデーモンの開始を完了するには、それぞれの関連するバージョンを起動ください。
BIM Serverを停止する方法
デーモンを停止するには、ターミナルのlaunchctlコマンドがloadパラメータに使用されている必要があります。下記の例はバージョン19の場合です。(他のバージョンの場合.plistファイル名のバージョン番号を変更ください)
- ターミナルを起動します。そして/Applications/Utilities/ディレクトリをみつけてください。
- BIM Serverマネージャー19を停止するには、下記のコマンドを入力ください: sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.graphisoft.PortalServerService-v19.0.plist
- Enterを押します。
- BIM Serverモジュール19を停止するには、下記のコマンドを入力ください: sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.graphisoft.TeamworkApplicationServerMonitor-v19.0.plist
- Enterを押します。
※両方のサービスを完全に停止するためには、それぞれの関連するバージョンを停止ください。再起動する場合は、先に停止をしてから、そのあとで起動をしてください。
※コンピュータの起動時に自動的にBIM Serverを起動する設定を変更する
- ファインダーでLaunchDaemonsに移動します (System drive/Library/LaunchDaemons)
- .plistファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップします(そうしないと、変更内容が保存できません)
- .plistファイルを開き、プロパティリストエディタやテキストエディタを開きます。
- RunAtLoadのNo (Property List Editor)を変更するか、RunAtLoadキーを下記の図のようにfalseに変更します
- 修正完了後、元の場所にファイルをドラッグ&ドロップしてもどします。
これらの設定は「自動」の設定にしておくことを推奨しますが、いくつかの場合では主導のほうが便利かもしれません。
- プロジェクトやライブラリ(プロジェクトや添付フォルダ)が外部のストレージに保存しており、コンピュータ起動時に使用できない場合
- トラブルシューティング対応の場合
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