ARCHICADの塗りつぶしは、4種類の塗りつぶしをグループ分けがあります。塗りつぶしのグループ毎に表現の上書きで表示をコントールさせることができます。 塗りつぶしカテゴリには、下記の4種類があります。柱や壁、オブジェクトなど、切断面、表面での塗りつぶしをこのカテゴリでフィルタリングしています。
・作図塗りつぶし
・表面塗りつぶし
・切断塗りつぶし
・切断塗りつぶし-ビルディングマテリアル
塗りつぶしツールで作成した2Dの塗りつぶしを切断面として表現の上書きに使用するためには、塗りつぶしカテゴリを変更します。断面図などで塗りつぶしツールで作成した塗りつぶしを選択し、設定を開きます。
今回は、ビルディングマテリアルで「切断塗りつぶし-ビルディングマテリアル」を選択し、「コンクリート」を選択します。
ビルディングマテリアルで「コンクリート」を選択されている要素に対して表現の上書きを行うよう、塗りつぶし種類、塗りつぶし前景ペン、塗りつぶし背景ペンを切断面塗りつぶしに対して表現の上書きが適用されるように設定します。
表現の上書きを適用する前と適用した後を確認します。上の図が表現の上書き適用前です。黒枠で入力されたコンクリートの塗りつぶしが、塗りつぶしで作成され、塗りつぶしカテゴリを変更したものにあります。オレンジの輪郭線は、3D要素の切断面です。
先ほど設定した表現の上書きを適用すると、3D要素の切断面塗りつぶしの他に、塗りつぶしカテゴリが切断面塗りつぶしの塗りつぶしも表現の上書きを適用されます。
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