Solibri Anywhereの基本的な操作手順をまとめました。
1.ファイルレイアウト
ファイルレイアウト→[モデルを開く]をクリックし、IFC/SMCファイルを開きます
Solibri Anywhereで開くことができるファイル形式は「ifc、smc、smv、smct、PDF」です。
[履歴]:以前開いたファイルを開くことができます。
2.モデルレイアウト
モデルが開くと、モデルレイアウトに切り替わります。モデルレイアウトは次の3つのビューで構成されています。
①3Dビュー:3Dモデルを表示
②モデルツリー:モデルの階層を表示
③情報ビュー:選択した要素情報を表示
ここでは、モデルを回転したり、要素情報を確認できます。
・3Dビュー:3Dツールバーコマンド
3Dビューのツールバーコマンドを紹介します。
カーソルをメニューにあわせると、操作方法やショートカットが表示されます。
・コンポーネントツール:注釈・切断・寸法
ツールバーコマンドの注釈・切断・寸法の使い方を紹介します。
注釈:コンポーネントをハイライト
ペン / テキスト / 矢印 / 線 / 楕円 / 雲型 / スタンプ /
座標スタンプ / イメージ / 色 / 線 / 設定
寸法:2つの表面間の距離を測定
切断:モデルを切って表示
切断面の移動:[Shift]キーを押しながらドラッグ
切断面の表示 / 非表示:[T]
3.確認レイアウト
3.確認レイアウトでは、Solibri Officeで確認された内容をみることができます。確認レイアウトは次の4つのビューで構成されています。
①確認ビュー:
②結果ビュー:
・3Dビュー、情報ビュー
・確認ビュー/結果ビュー
ここでは、Solibri Officeの判定結果やルールが確認できます
[確認ビュー]→[ルールセット]→[全面のクリアランス]→[窓全面のクリアランス]を選択します。
[結果ビュー]→[窓コンポーネントに近すぎるつり天井]を選択すると、3Dに原因の箇所が表示されます。
[確認ビュー]→[ルールセット]の各ルール名前の上で右クリックすると、[ルールのパラメータ]が確認できます。
4.コミュニケーションレイアウト
コミュニケーションレイアウトでは、Solibri Office/Site/Anywhereで登録されたスライドやコメントが確認できます。また、Solibri Anywhereからコメントやビューポイントを追加できます。また次の3つのビューで構成されています。
①プレゼンテーションビュー
②対象ビュー:
・3Dビュー
プレゼンテーションを選択します。
対象ビューから見たいスライドを選択します。3Dビューにビューポイントとコメントが表示されます。
・BCFレポートの作成
[プレゼンテーションビュー]→[レポート]をクリックします。
[BCFバージョンを選択]から「1.0」を選択します。※ARCHICADはv1.0に対応しています。
・新規プレゼンテーションの作成・新規案件の登録
Anywhereでは新規プレゼンテーションの作成に加え、新規案件の登録が可能になりました。
5.情報の取り出しレイアウト
情報の取り出しレイアウトでは、Solibri Office / Solibri Siteで保存された定義済みの情報の取り出しを表示することができます。また次の6つのビューで構成されています。
①分類ビュー
②選択バスケットビュー
③情報の取り出しビュー
・3Dビュー、モデルツリービュー、情報ビュー
・選択バスケットビュー
選択バスケットの使い方を紹介します。
①[ビュー]→[選択バスケット]で、選択バスケットビューを表示します。
②[選択セット]のプルダウンから選択します。
※選択セットを新規で作成することはできません。選択バスケットから[削除]、[空にする]の操作を行っても選択セットの内容は消えません。再度選ぶと、SMCでセットされた状態に戻ります。
6.環境設定
ファイルレイアウト→[環境設定]・・・各種設定はここから変更することが出来ます。
レイアウト:ビューのドッキングを解除したとき、元の状態に戻せます。
単位:寸法値の設定が変更できます。
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