<BIMcloud/BIMcloud Basic>
[アップデート実行前の注意]
- BIMcloudには更新用のパッケージはありません。アップデートを行う場合もBIMcloudのインストーラーでアップデートが可能です。
- アップデートを行う際は必ずBIMcloud Managerを先にアップデートしてください。
- BIMcloudをアップデートされる際に、1つのマシンにBIMcloud ManagerとBIMcloud Serverの両方がインストールされている場合は、BIMcloud ManagerとBIMcloud Serverそれぞれアップデートを行なう必要があります。(BIMcloud Manager1つとBIMcloud Server1つの構成の場合、2回インストーラーを実行します。)
- BIMcloudのバージョンはArchicadのバージョンと独立しています。BIMcloudのアップデートに合わせてArchicadのアップデートを行なう必要はありません。また、BIMcloudは常に最新バージョンをお使いください。
- 万が一のデータ消失に備え、アップデート実施前には、ArchicadがインストールされているPCでチームワークプロジェクトをPLN形式で保存してください。BIMcloudのスナップショット機能を使うこともおすすめです。また、BIMcloudの機能を使って、BIMcloud ManagerとBIMcloud Serverの直前の状態のバックアップの作成も忘れずに行ってください。
<PLN形式での保存>
現在のチームワークプロジェクトをローカルに保存する
<スナップショットの作成方法>
PLNスナップショットの作成およびダウンロード方法
スケジュールされている場合は最近にスナップショットが作成されているかをご確認ください。
<BIMcloud Manager および BIMcloud Serverのフルバックアップ作成方法>
BIMcloudの移行方法-バックアップ編
こちらの記事の[バックアップの設定(BIMcloud Manager)]、[バックアップの設定(BIMcloud Server)] 、[バックアップの設定&作成(管理画面)]を参考に、バックアップを作成してください。(インストールされているBIMcloud ManagerとBIMcloud Serverの数だけ実行する必要があります。
※アップデートする前に、すべてのArchicadで送受信およびプロジェクトからの退出をお願いします。
※License Manager Toolでライセンスをライセンスプールにアップロードしてからアップデート作業を行ってください。
※BIMcloud ManagerとBIMcloud Serverの役割については、こちらをご参照ください。
※BIMcloudバージョン2019.1以降はArchicadバージョン19以上のプロジェクトのみをホストできます。
[目次]
BIMcloudのインストーラのダウンロード
新しいBIMcloudバージョンがリリースされると、管理者権限でブラウザからBIMcloudにアクセスした場合に表示される「サーバー」 > 「BIMcloud Manager」 > 「ステータス」 > 「バージョン」に新しいバージョンのダウンロードリンクが表示されます。
ブラウザを開いているマシンにBIMcloudがインストールされていない場合は、BIMcloudがインストールされているマシンで開き直すか、ダウンロードしたインストーラを何らかの手段でBIMcloudがインストールされているマシンに保存し直してください。また、アップデートも新規インストールも同じ1つのインストーラで行なうことができ、どちらを実行するかはインストールウィザードで選択します。
インストーラは、こちらからもダウンロードすることができます。
CodeMeterドライバーの更新が含まれる場合
BIMcloudのアップデートの際にライセンス管理で使用しているCodeMeterドライバーのアップデートが同時に行われる場合があります。
CodeMeterドライバーの更新作業前にはLicense Manager Toolからライセンスをアップロードをお願いいたします。
License Manager Toolでのアップロード方法はこちら
BIMcloud Managerのアップデート方法
アップデートは、BIMcloud Manager/BIMcloud Serverごとに行なう必要があり、それぞれがインストールされているマシンでインストーラを実行する必要があります。例えば、マシン1にBIMcloud Managerがインストールされており、マシン2にBIMcloud Serverが2つインストールされている場合、マシン1で1回、マシン2で2回インストーラを実行する必要があります。
アップデートは、BIMcloud Managerを最初に実行してください。その後、BIMcloud Serverのアップデートを実行し、BIMcloudバージョンを合わせてください。
1.ダウンロードしたインストールプログラムを実行する
インストーラは、Windows Serverなどの管理者権限で実行してください。インストールウィザードが起動したら、以下の通り進めてください。
「次へ」をクリックしてインストールを進めてください。
2.インストールオプションを選択
「既存のコンポーネントのアップデート」を選択して、「次へ」をクリックします。
※最新バージョンのBIMcloudコンポーネントが混在する場合は、「修復」オプションも表示されます。
3.アップデートするコンポーネントを選択
既にインストールされているBIMcloudコンポーネントを選択することができます。先にBIMcloud Managerからアップデートを実行し、完了した後でBIMcloud Serverをアップデートしてください。
ここではBIMcloud Managerを選択して「次へ」をクリックします。
4.プログラム使用条件に同意する
プログラム使用条件の内容をよく確認の上、同意の場合は
「同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
5.CodeMeterのアップデート確認
BIMcloud Managerのアップデート実行時に、CodeMeterドライバーのアップデートが含まれている場合、このような警告が表示されます。BIMcloud Managerのアップデート完了後、必ずCodeMeterの再起動を行なってください。再起動しない場合、BIMcloudライセンスの取得に問題が生じる恐れがあります。
6.アップデートを実行する
インストール先が表示されますので内容を確認し、「アップデート」をクリックします。
完了するとブラウザに遷移し以下の画面が表示されます。
ログインして、アップデート後のバージョンをご確認ください。この後、残りのBIMcloud Serverもアップデートを実行してください。
7.CodeMeterサービスを再起動する
BIMcloudの確認が終わったら、CodeMeterサービスを再起動します。再起動後、BIMcloudライセンス取得に問題が生じるようであれば、BIMcloud Managerがインストールされているマシンを再起動してください。
BIMcloud Serverのアップデート方法
BIMcloud Server がインストールされているマシンで、インストーラを実行します。
上記の
を同様に実行します。
3.アップデートするコンポーネントを選択の際にBIMcloud Serverを選択します。
引き続き、
と進み、アップデートを行ってください。
アップデートが完了しましたら、「終了」をクリックします。
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