<ARCHICAD22>
ARCHICADの一覧表で柱の体積を計算する場合、どの一覧表を使用するか、どのフィールドを選択するかによって計算される体積に違いが出てきます。ここでは、柱の体積について説明します。また、複数の要素タイプから躯体の体積を計算する場合は、「層/構成要素体積」を使用して計算します。
一覧表「要素」で柱の体積を計算する
柱の体積を一覧表「要素」で計算する際、柱の設定で「躯体」と「仕上げ」部分で設定した内容で体積が計算されます。
フィールド「正味体積」では、躯体と仕上げのビルディングマテリアル両方の体積で計算されるため、それぞれの体積を計算したい場合は、「躯体の正味体積」、「仕上げの正味体積」フィールドを使用します。
上記の一覧表の設定で表示した場合、下記の一覧表が作成されます。
一覧表「構成要素」で柱の体積を計算する
柱の体積を一覧表「構成要素」で計算する場合、仕上げ部分の体積は「仕上げ構成要素」で何を選択しているかによって結果が異なります。
フィールドでは、「仕上げの正味体積」では、柱のみを基準にして一覧表を作成すると、下記の結果のように、「仕上げの正味体積」では、全ての構成要素タイプの体積が表示されてしまいます。
仕上げやその他の構成要素タイプも計算されてしまいます。
そのため、基準に「構成要素タイプ」を追加し躯体のみで計算します。
構成要素が躯体のみの体積を計算できました。
複数の要素タイプで躯体の体積を計算する方法
柱以外の要素も含めた一覧表を作成したい場合は、構成要素タイプは基準で選択して一覧表で計算する内容を絞り込み、フィールド「層/構成要素体積」を使用します。
柱以外の要素の体積も「層/構成要素体積」で計算できます。
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