ARCHICADで入力した複合構造のスラブの各層の厚さをラベルに出力するには、GDLスクリプトの「SLAB_SKINS_PARAMS」を使用します。
この「SLAB_SKINS_PARAMS」は、複合構造のスラブの各層の行とそれぞれの層の情報を18列の列とした行列の配列です。
記述としては、下記のように記述します。
SLAB_SKINS_PARAMS[A][B]
A: 複合構造の何層目かを整数で入力します。
B: 層の情報を下記の1-18から入力し、どの内容取得するかを選択します。
任意の数の行を含む18列の配列:
• [1] 塗りつぶし
• [2] 厚さ
• [3] (古い輪郭ペン)
• [4] 塗りつぶしのペン
• [5] 塗りつぶし背景のペン
• [6] 躯体の状態
• [7] 上部線ペン
• [8] 上部線種
• [9] 下部線ペン
• [10] 下部線種
• [11] 終端面ペン
• [12] 塗りつぶし向き
• [13] 面の種類
• [14] 終端面線種
• [15] 仕上げ塗りつぶし状態
• [16] 与えられた方向の塗りつぶし状態
• [17] 躯体の状態(躯体が存在しない場合は、最も厚い塗りつぶし)
• [18] ビルディングマテリアルのインデックス
躯体の状態:0 - 部分ではない、1 - 部分、3 - 躯体の最終層
塗りつぶし向き:0 - グローバル、1 - ローカル
面の種類:現行のARCHICADでは、常に0 - 切り取り、今後、壁に使用可能
仕上げ塗りつぶし状態:0 仕上げではない、1:仕上げ
入力例
複合構造スラブの4層目の層の厚さをラベルとして出力させる場合は、下記のように入力します。
text2 0, 0, SLAB_SKINS_PARAMS [4][2]
この例では、下記の複合構造の4層目の厚さが出力されています。
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