<ARCHICAD22>
ARCHICADの要素IDマネージャーを使用すると、要素の属性に基づいてIDを一括修正することができます。例えば、壁に使用しているビルディングマテリアルや複合構造別にIDをまとめたい場合は、下記の手順で一括修正できます。
この要素IDマネージャーは平面図を表示している場合のみ使用可能です。平面図で要素が選択されている場合、要素ID マネージャは選択されている要素に対してのみ機能しますが、要素を選択していない場合は、表示されたレイヤー内の対象要素に対して修正を行います。
手順
ARCHICADで壁を入力していると、IDが自動的に新しく割り振られるように設定されていると入力を進めるごとにIDの番号が増えていき、下記の図のように同じビルディングマテリアル、複合構造、断面形状を使用していてもIDが統一されていない場合があります。
[ドキュメント]>[その他のリスト]>[要素IDマネージャー]をクリックして、要素IDマネージャーを開きます。
壁のIDをビルディングマテリアル/複合構造/断面形状で一括修正する場合は、下記を設定します。
- 要素タイプを「壁」に変更
- 「条件別に同じIDを設定」を選択
- 使用可能な条件に「ビルディングマテリアル/複合構造/断面形状」を選択し、追加
同じビルディングマテリアルでも厚さ別にIDを別にしたい場合や、材質別にしたい場合などは条件をついかします。
次に、「ID形状」タブに切り替え、修正時に入力するIDの内容を調整します。
今回は、接頭辞に「W]を追加し、2桁の数字で「01」から振り直しを行うよう設定します。
「IDを変更」をクリックすると、対象の要素のIDが一括修正される結果がリストされます「OK」をクリックすると反映されます。
壁のIDが一括修正されました。
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