断面形状マネージャーで仕上げと断熱材厚さを変更する方法

断面形状のオフセット形状変更を使用して、断面形状の要素を個別にカスタマイズできます。断熱材の厚さが異なるだけで、複数の断面形状を作成しなくとも、オフセット形状変更を使用することで出1つの断面形状で対応することができるようになります。

ここでは壁を例にして、断面形状のオフセット形状変更を設定する方法をお伝えします。

1．断面形状を作成します。「新しい形状変更」をクリックして、「仕上げ厚さ」と「断熱材厚さ」を追加します。

2．「オフセットの寸法を追加」ボタンをクリックし、断熱材の塗りつぶしの辺をクリックします。

3．端点をクリックして、ストレッチ方向を指定します。

4．再度「断熱材厚さ」の「オフセットの寸法を追加」ボタンをクリックして、隣の仕上げの塗りつぶしの辺も追加します。TABキーを押して、断熱材と隣あう塗りつぶしの辺を選択してください。この操作により、1つの形状変更で複数の辺の編集ができます。先ほどの断熱材と同じストレッチ方向となるようにしてください。

5．仕上げ厚さの追加をクリックして、仕上げの辺を選択します。起点は反対側の端点にして作成します。

６．完成したら、仕様項目の壁が有効になっていることを確認し、「保存」をクリックします。

作成した断面形状を適用します。断面や３Dウィンドウでペットパレットから「辺をオフセット」を選択して、編集することができます。また、壁の設定からも「断面形状のオフセット形状変更で数値入力できます。