Graphisoft Storeでサブスクリプションを購入すると、効率的なプロジェクト共有とプレゼンテーションワークフローをサポートする最新のクラウドホスティングコラボレーション環境であるクラウドライセンスベースのBIMcloud SaaSを使用できるようになります。
すでにBIMcloud(BIMcloud Basic、オンプレミスのBIMcloud、またはキーベースのライセンスを使用したBIMcloud SaaSのいずれか)を使用しているお客様の場合、新しいクラウドライセンスベースのBIMcloud SaaSにデータを手動で移動する必要があります。
チームワークプロジェクトとライブラリを移動
任意のチームワークプロジェクトまたはライブラリを既存のBIMcloudから簡単にエクスポートし、新しいBIMcloud SaaSにインポートできます。
チームワークプロジェクトやライブラリをエクスポート/インポートする際、スナップショットをプロジェクトやライブラリに含めて転送することができます。
ただし、予防措置として、チームワークプロジェクトを単独PLN/PLAファイルとして保存し、BIMcloud SaaSに再共有することをお勧めします。
チームワークプロジェクトを移動した後、既存のBIMcloud上でホストされている全てのリンクされた要素(ホットリンク、図面、ライブラリ)を、新しいBIMcloud SaaS上の新しいパスに再リンクする必要があります。
BIMcloudヘルプ記事
ファイルの移動
現在使用しているBIMcloudがファイルサーバーとして機能し(オンプレミスかBIMcloud SaaSかを問わず)、ファイル(PLN、MOD、PDF、JPEGなど)を保存している場合は、これらのファイルを新規BIMcloud SaaSに移動する必要があります。
現在のBIMcloudからファイルを選択し、ローカルにダウンロード(プロジェクトツリーの任意選択項目から「ダウンロード」をクリック)してから、新しいBIMcloud SaaSにアップロードできます。
BIMcloudヘルプ記事
ユーザーおよびグループの移動
クラウドライセンスベースのBIMcloud SaaSの場合、ユーザー管理はGraphisoft IDカンパニーに基づいています。すべてのBIMcloudユーザーはGraphisoft IDカンパニーから自動敵に同期され、BIMcloud SaaS Manager内では手動でユーザーを作成することはできません。
そのため、既存のBIMcloudからユーザーを移行する必要はなく、Graphisoft IDカンパニーのみを最新にする必要があります。新規クラウドライセンス(Archicad及びBIMcloud)へのアクセス権が必要なユーザーは、Graphisoft IDカンパニーメンバーである必要があります。
BIMcloudユーザーグループは、クラウドライセンスベースのBIMcloud SaaSにはインポートできないため、以前にユーザーグループがあった場合は、新しいBIMcloud SaaSで手動で再作成する必要があります。
しかし、BIMcloud SaaSは、必要な権限とアクセス権を設定するのに役立つように、事前定義されたアクセス権を持ついくつかのデフォルトユーザーグループを提供しています。
チームワークプロジェクトのパフォーマンスを向上させるために、下記の方法を推奨します:
- チームワークプロジェクトをPLN/PLAとして保存して再度共有すると、チームワークプロジェクトのサイズが小さくなり、パフォーマンスが向上します。
- リンクされた図面(内部と外部の両方)を更新することでチームワークプロジェクトのパフォーマンスを向上させられます。
- また、PMKファイルを再度発行することで、移動させたチームワークプロジェクトのパフォーマンスを向上させられます。
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役割の移動
役割は、既存のBIMcloudから簡単にエクスポートし、新規BIMcloud SaaSへインポートすることができます。しかし、BIMcloud SaaSは、必要な権限とアクセス権を設定するのに役立つように、デフォルトグループに事前定義されたアクセス権を持ついくつかのデフォルトの役割を提供します。
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アクセス権の移動
アクセスパネルに設定されたアクセス権は、別のBIMcloudへ移行することはできません; 新しいBIMcloud SaaSのセットアップ後にリセットする必要があります。しかし、事前定義されたアクセス権を持つデフォルトのユーザーグループは、適切な権限とアクセス件を設定するのに役立ちます。
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