Solibri v24.9.0のリリースノート(2024/09)

SolibriではIfcMaterialサポートが強化され、情報の取り出し(ITO)を使用して、すべてのIfcMaterial属性やプロパティセットをレポートできるようになりました。すべてのマテリアルに関連する詳細は、情報ビューのマテリアルタブから簡単にアクセスできます。このアップデートにより、IFCマテリアルに関する見識と管理が向上し、詳細な素材データを取得できるようになりました。

「コンポーネントの距離（ルール#222）」がさらに改良され、より分かりやすく、より直感的に利用が可能になりました。パラメーターの新しいグループ分けや、用語の更新、最小値・最大許容値入力フィールドのための新しい項目の追加が行われました。今後のアップデートでは、範囲距離測定やフットプリントのオフセット、新しいコンテナフィルターなどの新機能を導入する予定です。これにより、より詳細なチェックが可能になります。

距離ルールについての詳細はこちらからご確認ください。

Solibri Officeで、ライトモードとダークモードを選択できるようになりました。ユーザーインターフェースの新しいアップデートにより、より高コントラストで異なるカラーテーマが使用できるようになり、長時間の使用でも快適になります。 目の疲れを軽減したい方、コントラストを改善したい方、より洗練された外観をお好みの方などダークモードは目の負担軽減や実用的で快適な体験を提供します。設定はSolibriの環境設定の「基本設定」から変更することができます。

さらに、Solibri Office内をより洗練された現代的な感覚を実現するというミッションのもと、Solibri OfficeのUI改善を続けています。今回のバージョンでは、アイコンの更新や、誤って閉じることを防ぐため確認、分類、情報の取り出しツールバーの閉じるボタンにハイライトカラーが追加されています。また、高DPIモニターのサポートも改善され、スケーリングのサポートが追加されています。このアップデートに関する詳細情報は、ヘルプ記事をご覧ください。