<Archicad 28>
現象
レンダリングのエンジンをRedshiftで実行すると材質のテクスチャが反映されていない。表面カラーだけでている。
原因
Redshiftには制限事項が設けられていて、チャネルによっては使用できないものがあります。また、複数のレイヤーの組み合わせはうまく反映されないことがあります。
詳細:Archicad 28 ヘルプ Redshiftレンダラー: 現在の制限事項
材質チャンネル
レイヤー間のブレンド
複数のレイヤーを使用する場合は、なるべくシンプルに設定するようにしましょう。レイヤーの組み合わせをより複雑にすると、ブレンドモードを設定した場合でも、テクスチャの表示が予想外になることがあります。
バンプ、反射、透過
多くの材質では、バンプ、反射、透過の各チャンネルはオフにするか、低い値(1〜15)で使用する必要があります。
アルファ
Macのみ:アルファとアルファ透過に問題が発生する場合があります。
その他の材質チャンネル
Redshiftレンダラーは、以下の材質チャンネルをサポートしていません:
•拡散
•環境
•霧
•グロー
•変位
•芝生
•照明
その他のチャンネルは簡易的にしか動作しません(全ての追加パラメータが動作するとは限りません)。
解決策
材質はなるべくシンプルなものをRedshift用に作成することをおすすめします。
例として「屋根-立ハゼ葺 緑青」を変更していきます。(材質を複製してRedshift用につくります)
▼拡散、反射、バンプ、のチェックを外す。カラーのレイヤーにあるカラーとアルファマスクは削除する。
▼画像だけの状態にします。
▼結果
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