スナップショットが作成されると、BIMcloud ServerインストールフォルダのProjectsというフォルダの中にBackupsというフォルダが作成され、その中に保存されます。この記事では、既定のスナップショットの保存先を変更する方法を紹介します。
スナップショットの保存先を変更する場合、既に作成されているスナップショットについて以下の2つの選択が可能です。
- 既に作成されたスナップショットを移動先で保持し、移動元から削除します
- 既に作成されたすべてのスナップショットを削除します
1を選択して実行した場合、移動先に指定したフォルダにプロジェクトごとのフォルダが作成され、取得済みのスナップショットがプロジェクトのフォルダの中に移動します。移動元にスナップショットは残りません。
2を選択して実行した場合、移動元でも移動先でもスナップショットは保持されず、ディスクから完全に削除されます。
また、ディスク使用量を減らす目的の場合は、スナップショットを外部のフォルダに保存する以外にも、BIMcloud Serverを追加してチームワークプロジェクトの保存先を割り振る(ホストを変更する)ことも可能です。その場合、既に作成されたスナップショットを含めたチームワークプロジェクトデータは、変更された先のBIMcloud Serverに移動します。
スナップショット保存フォルダ変更手順
- タスクバーの雲のマークからBIMcloud Server Configuratorを起動します。
- 「設定」をクリックします。
- 「スナップショットを外部フォルダに保存」にチェックを入れ、「参照」を押して今後スナップショットを保存するフォルダを指定します。
- 「次へ」をクリックすると、既に作成されたスナップショットを移動するか削除するかを選択します。
チェックをはずし削除を選択した場合は、次の警告が表示されます。 - BIMcloud Serverを再起動すると、新しいスナップショット保存先の反映と、既存スナップショットの移動もしくは削除が実行されます。
外部に指定したスナップショット保存先がメンテナンスなどの理由でアクセスが不可の場合
BIMcloud Server は一時的にスナップショット保存先にアクセスできなくなりますが、アクセスできない間、BIMcloud Serverの挙動に問題は起こりません。
ただし、チームワークに参加するユーザーやスケジュールで、PLNスナップショットやチームワークプロジェクトスナップショット(BIMProjectスナップショット)を作成しようとした場合には、スナップショットの作成は失敗します。
スナップショットのパスの下に「Xの空き容量:XXGB」と表示されていれば、スナップショット保存先はBIMcloud Serverからアクセス可能な状態です。
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