数式　データタイプ文字列での桁区切りについて

プロパティで作成した高さのデータタイプごとの、小数点位置、桁区切りの表記は下記になります。

文字列タイプの場合、”小数点なし”、”桁区切りあり”は環境設定ではできません。

文字列として”小数点あり”、”桁区切りあり”にする場合、CONCATを使用して表示することができます。

▼データタイプごとの表示

・長文式になるので範囲ごとの数式を作成していきます。（高さのプロパティは先に作成してください）

・ANDで高さ範囲をTrue/Falseで返し、CONCATで高さ（文字列）から抜き出して結合させます。

・合計５つのプロパティを作成します（0~99999の範囲を作成します）

①高さ<1000

a.　AND ( {Property:高さ（数値）} >= 0, {Property:高さ（数値）} <= 999 )

②高さ 1000以上9999以下

a.　AND ( {Property:高さ（数値）} >= 1000, {Property:高さ（数値）} <= 9999 )

b.　CONCAT ( LEFT ( {Property:高さ（文字列）}, 1 ), ",", MID ( {Property:高さ（文字列）}, 2, 3 ) )

③高さ 10000以上99999以下

a.　AND ( {Property:高さ（数値）} >= 10000, {Property:高さ（数値）} <= 99999 )

b.　CONCAT ( LEFT ( {Property:高さ（文字列）}, 2 ), ",", MID ( {Property:高さ（文字列）}, 3, 3 ) )

上記５つのプロパティをIFSを用いて組み合わせます。

IFS (

{AND 1000以下}, {高さ（文字列）},

{AND 1000以上9999以下}, {CONCAT　1000},

{AND 10000以上99999以下}, {CONCAT　10000}

　)

▼”小数点なし”、”桁区切りあり”で表示することができました。数式の一例としてお試しください。

■ナレッジセンター関連記事