<Archicad 26>
現象
作成した要素プロパティでカスタムラベルを作成しました。その作成したラベルを他のプロジェクトでも使用すると、ライブラリマネージャーからインポートやコピーペーストを行っても、プロパティの箇所が「#」のみになって表示されてしまう。
原因
作成した要素プロパティを使用したカスタムラベルはインポート、他のファイルから貼付を行っても、元のファイルで作成された要素プロパティは同時にインポートされないため、他のプロジェクトではカスタムラベルで参照する要素プロパティの内容が欠落します。
解決方法
テンプレートにあらかじめ作成しておくと別のプロジェクトでも、作成したプロパティがふくまれているため、そのままその要素プロパティを使用したカスタムラベルも使用することができます。
プロジェクトを新規作成するときにカスタムラベルに使用した要素プロパティを含むテンプレートを使用してください。
ラベルのGDLスクリプトを修正する方法
※この修正方法はGDLスクリプトでの編集が必要です。
作成したラベルで、要素プロパティを参照する場合、プロパティのIDを基に参照して表示しています。
カスタムラベルオブジェクトを編集します。
参照しているプロパティのIDは「パラメータ」タブのプロパティIDの値を、参照したいプロパティのIDに編集します。これで新しいプロジェクトファイルでも修正できるようになります。
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