Archicadのラベルから、建具に設定されているパラメータの値を取得したい場合があります。
その場合は、オブジェクトのパラメータを表示するラベルを作成するの記事と同じく、REQUESTを使用します。
例として、今回は建具の下記のパラメータを取得します。
- 建具種類(ドア: stD_Type_Name、窓:stW_Type_Name)
- 建具番号(type_no)
- 建具番号枝番(type_no_sub)
- 建具番号枝番文字入力(no_and_sub)
取得したい建具のパラメータの変数を確認したい場合は、一覧表の設定の「オブジェクトパラメータを追加」からか、もしくは該当建具を「オブジェクトを開く」で確認できます。
一覧表から確認
オブジェクトを開いて確認
手順
上記の変数を取得してラベルで記述する場合、下記をラベルの2Dスクリプトに記述します。
!!!パラメータを取得
p_values1d =""
p_values1w =""
p_values2 =0
p_values3 =0
p_values4 =""
n1d= REQUEST("ASSOCLP_PARVALUE", "stD_Type_Name", name_or_index, type, flags, dim1, dim2, p_values1d)
n1w= REQUEST("ASSOCLP_PARVALUE", "stW_Type_Name", name_or_index, type, flags, dim1, dim2, p_values1w)
n2= REQUEST("ASSOCLP_PARVALUE", "type_no", name_or_index, type, flags, dim1, dim2, p_values2)
n3= REQUEST("ASSOCLP_PARVALUE", "type_no_sub", name_or_index, type, flags, dim1, dim2, p_values3)
n4= REQUEST("ASSOCLP_PARVALUE", "no_and_sub", name_or_index, type, flags, dim1, dim2, p_values4)
!!!取得した値を表示
text2 0, 0, "パラメータ:"
text2 0, -1, p_values1d
text2 0, -2, p_values1w
text2 0, -3, p_values2
text2 0, -4, p_values3
text2 0, -5, p_values4
ラベルとして保存して、ドアや窓に配置すると、パラメータの値を表示します。
GDLコマンドの詳細は、Archicadに付属しているGDLリファレンスガイドを参照ください。
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