GDLでラベルから建具の高さや幅といった値を取得する場合、幅や高さなどの値は、それぞれのパラメータをラベルに記述することで取得することができます。
今回は、下記のようにドアの幅、高さ、配置位置をラベルから取得してみましょう。
手順
2Dスクリプトに下記を記述します。
!!開口高さ配置フロアから開口下部までの高さ
text2 0, -1, "窓/ドアの幅(SYMB_A_SIZE): "
text2 0, -2, SYMB_A_SIZE
text2 0, -3, "窓/ドアの高さ(SYMB_A_SIZE): "
text2 0, -4, SYMB_B_SIZE
text2 0, -5, "ドア/窓の下端高さ: "
text2 0, -6, GLOB_ELEVATION
ラベルをドアに配置すると下記のように幅と高さ、下端高さが取得されているのが確認できます。
取得した値はメートル単位となるので、ミリメートル単位に変換したい場合は、例えば下記のように変換します。
!!開口高さ配置フロアから開口下部までの高さ
text2 0, -1, "窓/ドアの高さ(SYMB_A_SIZE): "
text2 0, -2, str{2} ("%~0.2mm",SYMB_A_SIZE)
text2 0, -3, "窓/ドアの幅(SYMB_A_SIZE): "
text2 0, -4, str{2} ("%~0.2mm",SYMB_B_SIZE)
text2 0, -5, "ドア/窓の下端高さ: "
text2 0, -6, str{2} ("%~0.2mm",GLOB_ELEVATION)
取得した値はミリメートル表記で表示されます。
それぞれ要素のパラメータやグローバル変数、固定名パラメータを使用して情報を取得することが可能です。詳細については、Archicadに付属しているGDLリファレンスガイドを参照ください。
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