GDLでテキストの表記を切り替えたい場合、GDLでスケールに応じて表現内容を変更する方法と同じく
スクリプトにIF - THEN - ELSE - ENDIF を使用して条件分岐を行います。
今回は、ラベルで建具の下端高さの表示方法を切り替える方法を例として紹介します。
手順
2Dスクリプトに下記のように記述します。
_textparagraph3 = ""
if GLOB_ELEVATION < 0 then
_textparagraph3 = str("%~.1mm", GLOB_ELEVATION)
else
if GLOB_ELEVATION > 0 then
_textparagraph3 = "+" + str("%~.1mm", GLOB_ELEVATION)
else
_textparagraph3 = "±" + str("%~.1mm", GLOB_ELEVATION)
endif
endif
この記述では、要素の基準高さに応じて、表現方法変えています。建具から高さを取得する場合、建具の下端高さの値が下記の場合に、以下の文字を追加しています。
- 下端高さ < 0 の場合、そのまま表示( 例. -100)
- 下端高さ > 0の場合、「+」とつけて表示( 例. +100)
- どちらでもない場合(つまり、下端高さ = 0 の場合)、「±」をつけて表示(例. ±0)
建具にラベルとして配置した場合、建具の下端高さを取得して表示します。
GDLスクリプトに関する詳細については、Archicadに付属しているGDLリファレンスガイドを参照ください
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