旧サーバーサーバー間の移行を行う際の手順をご説明します。
BIMcloudの移行方法-共有編も是非ご活用ください。
BIMcloud Manager/Serverそれぞれ全体のバックアップを作成し、復元する方法となります。
[注意]
バックアップ編か共有編のどちらかを実施いただくことで移行が可能です。
両方行う必要はありません。
バックアップ編はネットワークの知識が必要ですので、不安な方は共有編を強くおすすめします。
・BIMcloud Basic ではご利用いただけません。
アップグレードしていただくかBIMcloudの移行方法-共有編をご活用ください。
・BIMcloud Manager/Serverの全体のバックアップを作成します。
・バックアップの作成に時間がかかる場合があります。
・同時に、チームワークを行っている場合は動作が緩慢になる場合もありますので、稼働時間外などにスケジュールしてください。
・ストレージの空き容量にご注意ください。
・Manager/Serverどちらかのみの復元は行わないでください。
サーバーのペアリングが解除されてしまいます。
・ホットリンクの修正が必要になる場合があります。
[準備]
最新の状態で移行するためにすべてのプロジェクトのすべてのユーザーが送受信を行ない、
プロジェクトが最新の状態で保存されるようにしてください。
念のためARCHCADにてプロジェクト、ライブラリのバックアップをローカルに取っておいてください。
- ARCHICADにてプロジェクトに参加します。
(フルアクセス権限のあるユーザーで参加してください。)
※参加方法がわからない場合は[BIMcloudへのログイン]を確認してください。 - ローカルに保存します。
メニューバー>ファイル>名前を付けて保存 - チームワークから退出します。
メニューバー>チームワーク>プロジェクト>チームワークプロジェクトから退出
[旧サーバー]
[バックアップの設定(BIMcloud Manager)]
BIMcloud Managerがインストールされているサーバーにて操作を行います。
サーバーへのアクセス方法につきましては契約各社にお問い合わせください。
BIMcloud Managerがインストールされているサーバーにて、BIMcloud Managerの設定を開きます。
開き方には2つの方法がございます。
- タスクトレイアイコンから設定を開く方法
タスクバーの右端にありますタスクトレイにて
ひし形が並んだアイコンをクリック
<BIMcloud名>-BIMcloudをクリック
設定をクリックします。 - インストールフォルダから直接開く方法
次のフォルダにアクセスします。(デフォルトの場合)
C:\Program Files\GRAPHISOFT\BIMcloud\Manager-<インストール日>\BIMcloud Manager Configurator
その中にあります、「BIMcloud Manager Configurator.exe」を実行してください。
設定が開きましたら、1ページ目はなにも変更せずに次へをクリックします。
2ページ目の「バックアップ:」の「BIMcloud Managerバックアップを有効にする」にチェックを入れ、参照から任意の保存先を指定します。
保存先を指定したら再起動をクリックし設定を閉じます。
※警告が出てきた場合は内容を確認しOKをクリックします。
[バックアップの設定(BIMcloud Server)]
BIMcloud Server がインストールされているサーバーにて操作を行います。
サーバーへのアクセス方法につきましては契約各社にお問い合わせください。
BIMcloud Server がインストールされているサーバーにて、BIMcloud Server の設定を開きます。
開き方には2つの方法がございます。
- タスクトレイアイコンから設定を開く方法
タスクバーの右端にありますタスクトレイにて
ひし形が並んだアイコンをクリック
BIMcloudServer-(インストール日)をクリック
設定をクリックします。 - インストールフォルダから直接開く方法
次のフォルダにアクセスします。(デフォルトの場合)
C:\Program Files\GRAPHISOFT\BIMcloud\Server-<インストール日>\BIMcloud Server Configurator
その中にあります、「BIMcloud Server Configurator.exe」を実行してください。
設定が開きましたら、1ページ目はなにも変更せずに次へをクリックします。
2ページ目の「バックアップ:」の「BIMcloud Server バックアップを有効にする」にチェックを入れ、参照から任意の保存先を指定します。
※警告が出てきた場合は内容を確認しOKをクリックします。
保存先を指定したら次へ、再起動をクリックし設定を閉じます。
[バックアップの設定&作成(管理画面)]
[Manager]
管理画面にアクセスします(サーバー管理者の権限があるユーザーでアクセスしてください。)
管理画面にてサーバー>BIMcloud Manager >バックアップと進みます。
下段の「BIMcloud Manager バックアップ」にて「作成」をクリックします。
[バックアップの設定(BIMcloud Manager)]にて設定した保存先にデータが保存されます。
注:バックアップ作成中は原則チームワークを使用しないでください。
バックアップが最新の状態でなくなるとともに、さらにバックアップに時間がかかります。
[Server]
管理画面にてサーバー>(サーバー名) >バックアップと進みます。
下段の「BIMcloud Server バックアップ」にて「作成」をクリックします。
[バックアップの設定(BIMcloud Server)]にて設定した保存先にデータが保存されます。
注:バックアップ作成中は原則チームワークを使用しないでください。
バックアップが最新の状態でなくなるとともに、さらにバックアップに時間がかかります。
※ 重要
バックアップが取得できましたら、BIMcloud Manager、BIMcloud Serverともに旧サーバーは完全停止させてください。新サーバーにバックアップを復元すると、旧サーバーの「接続設定」が新サーバーに復元されるため、新サーバーが旧サーバーに誤って接続することを防ぐためです。
[新サーバー]
BIMcloudの構築
BIMcloud Manager/Serverをインストールするサーバーにて操作を行います。
サーバーへのアクセス方法につきましては契約各社にお問い合わせください。
※BAMPにてサーバーをご契約いただいている場合、新サーバーの構築は既に済んでいる場合があります。その場合は、次の「BIMcloudの復元」に進んでください。
BIMcloud Manager /Serverをインストールします。
※こちらの方法でセットアップを行ってください。 BIMcloudのインストール
※最初の1ユーザーは旧サーバーに存在しないユーザーを作成してください。
※新サーバーのBIMcloudバージョンは、旧サーバーのBIMcloudバージョンと同一にしてください。旧サーバーを最新にアップデートしてから新サーバーに復元することが望ましいですが、旧サーバーのバージョンのインストーラが必要な場合は、ご契約のサポート窓口までお問い合わせください。
BIMcloudの復元
旧サーバーで保存したバックアップを旧サーバーから新サーバーにコピーしてきます。
※ 重要
バックアップから復元する前に、旧サーバーのBIMcloud Manager、BIMcloud Serverともに完全停止していることをご確認ください。
新サーバーにて、「バックアップから復元」を行います。
復元は、BIMcloud Serverから先に実施し、BIMcloud Managerを最後に実施します。
「バックアップから復元」には2つの方法がございます。
- タスクトレイアイコンから復元を行う方法
タスクバーの右端にありますタスクトレイにて
雲のアイコンをクリック
<BIMcloud名>-BIMcloudをクリック
バックアップから復元をクリックします。 - インストールフォルダから直接開く方法
次のフォルダにアクセスします。(デフォルトの場合)
C:\Program Files\GRAPHISOFT\BIMcloud\Manager-<インストール日>\BIMcloud Manager Restore Tool
その中にあります、「BIMcloud Manager Restore Tool.exe」を実行してください。
「参照」から旧サーバーからコピーしてきたデータの中にある、.bcmbの拡張子のデータを選択し、
復元をクリックします。
接続設定の変更
BIMcloud Manager および BIMcloud Serverの接続先アドレスは、旧サーバーと同じアドレスを使用するとトラブルが少なく済みますので、おすすめです。
- 復元後、ブラウザでBIMcloud Manager 「http://localhost:<ポート番号>/ (デフォルトでは http://localhost:22000/ )」にサーバー管理者権限のあるアカウントでログインします。
- メニューバー>サーバー>BIMcloud MangerおよびBIMcloud Serverの「接続設定」を確認し、必要な場合は修正します。FQDNで接続している場合には、必要に応じてDNSの設定を変更してください
- BIMcloud ManagerもしくはBIMcloud Serverの接続先が変わる場合は、プロジェクトファイルから参照しているリンクが切れないように、以前の接続先を「代替アドレス」に設定しておきます(代替アドレスは、接続可能である必要はありません)。
- [接続テスト]をクリックし、新しい接続設定で[接続OK]が表示されることを確認します。
[BIMcloudへのログイン]
「ARCHICADでのログイン」
ARCHICADを起動し、チームワーク>プロジェクト>チームワークプロジェクトを開く/参加を
クリックし、「BIMcloudにログイン」をクリックします。
BIMcloud(Basic)へのログインダイアログが表示されます。
BIMcloud(Basic)のアドレス、ログイン名、パスワードを入れログインします。
BIMcloud(Basic)のアドレスは、BIMcloud(Basic)の管理画面で確認できます。
「ブラウザでのログイン」
こちらの記事BIMcloud/BIMcloud Basic のブラウザ管理画面を表示させる方法を参考に
ログインを行ってください。
下記のリンクも参考にしてください。
参考:BIMcloud ServerまたはManagerの復元方法
BIMcloudでチームワーク機能を使用するまでの手順およびライセンスの有効期限の確認方法
ホットリンクを解除したい
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