<ARCHICAD23 >
GDLスクリプトで作成した文字列に枠を付けたり、その文字列の幅に合わせたサイズの塗りつぶしを作成したりしたい場合には、スクリプト上の文字列の幅を取得することで対応できます。これを用いることで、線分や塗りつぶしを文字列の幅にあわせることができ、枠や背景の作成、選択などもしやすくなります
下記に文字列の幅を取得する手順を記載します。その他テキスト文字列を制御する方法は、GDLオブジェクトのテキスト文字列を制御する方法を参照ください。
文字列の内容を取得する
GDLとしては、STWを使用します。このコマンドは、現在のスタイルで表示された文字列の(実数)幅をメートル単位で返します。2Dスクリプトで記述する際には、STW (string_expression) /
1000 * GLOB_SCALE とメートル単位の幅で記述することが多いです。
例として下記の要に記述します:
2Dスクリプトに下記のように記述することで、STWの()内の文字列長さを取得できます。
!!!文字列の長さを取得 width = STW("あいうえお") / 1000 * GLOB_SCALE !!! 文字を記述 text2 0, 0, "あいうえお" !!! 枠を記述 line2 0, 0, width , 0
これで、保存すると、文字列の幅と同じ長さの線分が表示されます。
文字高さを取得したい場合は、GDLで文字高さを取得する方法をご確認ください。
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