<ARCHICAD23 >
ARCHICAD23より、梁や柱はセグメントに分割することができるようになりました。
ラベルとしてセグメント分割数を記載したい場合、下記の方法で作成できます。
テキスト/自動テキストラベルの自動テキストを使用して作成する
ARCHICAD23では、テキスト/自動テキストラベルの自動テキストを使用すると、自動テキストに「セグメント数」というものがあります。こちらを使用すると、梁、柱内ののセグメント数をラベルとして表示させることができます。
GDLでセグメント数を表示するラベルを作成する方法
GDLスクリプトを使用してラベルを作成する場合、梁と柱のセグメントはそれぞれ別となっています。柱の場合、梁の場合に分けて説明します。
柱のセグメント数をラベルで取得する場合
柱のセグメント数を確認するラベルを作成する場合、下記の手順で行います。
- 新規オブジェクトを作成(ファイル>ライブラリとオブジェクト>新規オブジェクト)
- オブジェクトのサブタイプを「ラベル」に変更
- 2Dスクリプトに下記内容を入力
iSeg = 0 if GLOB_ELEM_TYPE = 6 then !!! 6は柱の場合 iSeg = vardim1( COLU_SEGMENT_INFO.segments ) endif text2 0, 1, STR(iSeg, 8, 0)
- 名前を付けて保存
柱に作成したラベルを配置すると、柱のセグメント数が表示されるラベルが作成されます。
セグメント柱に配置したラベルで柱の総セグメント数を取得する場合
セグメントにラベルを配置する場合、GLOB_ELEM_TYPEを6から、27に変更します。他は同様です。
iSeg = 0 if GLOB_ELEM_TYPE = 27 then !!! 27はセグメント柱の場合 iSeg = vardim1( COLU_SEGMENT_INFO.segments ) endif
text2 0, 1, STR(iSeg, 8, 0)
梁のセグメント数をラベルで取得する場合
梁の場合も柱と同様です。下記の手順で行います。
- 新規オブジェクトを作成(ファイル>ライブラリとオブジェクト>新規オブジェクト)
- オブジェクトのサブタイプを「ラベル」に変更
- 2Dスクリプトに下記内容を入力
iSeg = 0 if GLOB_ELEM_TYPE = 12 then !!! 12は梁の場合 iSeg = vardim1( BEAM_SEGMENT_INFO.segments ) endif text2 0, 1, STR(iSeg, 8, 0)
- 名前を付けて保存
梁に作成したラベルを配置すると、梁のセグメント数が表示されるラベルが作成されます。
セグメント梁に配置したラベルで梁の総セグメント数を取得する場合
セグメント梁にラベルを配置する場合、LOB_ELEM_TYPEを12から、28に変更します。他は同様です。
iSeg = 0 if GLOB_ELEM_TYPE = 28 then !!! 28はセグメント柱の場合 iSeg = vardim1( BEAM_SEGMENT_INFO.segments ) endif
text2 0, 1, STR(iSeg, 8, 0)
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