<Archicad 24 >
Archicad上で既存のオブジェクトを組み合わせて新しく、オブジェクトを作成した場合、元となったオブジェクトが必要になる場合があります。
組み合わせたオブジェクト単独で、他のプロジェクトに追加すると、欠落と表示されてしまう場合は、元となったオブジェクトもライブラリとしてロードする必要があります。
現象
例えば、上図のように、複数の既存のオブジェクト組み合わせて新しくオブジェクトを保存することがあります。その際、別のプロジェクトに、作成したオブジェクトを追加した場合、「2Dシンボルが無効です。ライブラリ部品を開いて2Dスクリプトのエラーを確認して修正してください。」と表示されることがあります。このようなエラーが表示された場合、このオブジェクトを配置しても平面図や3Dウィンドウに形状が表示されません。
原因
作成した組み合わせオブジェクトは、組み合わせる前のオブジェクトを参照して作成しているため、これらのオブジェクトが不足している場合、組み合わせて作成したオブジェクトに必要なオブジェクトが不足しており、エラーが表示されます。
オブジェクトを開いて確認することができる場合、マスタスクリプトや、2Dスクリプト、3Dスクリプトで下図のように「Call ”~~”」と記述されている箇所がある場合、その ”~~”に記載されているオブジェクトが必要になります。
解決方法
ライブラリマネージャーで、組み合わせて作成したオブジェクトが参照しているオブジェクトもArchicadにロードすると、組み合わせオブジェクトも正しく表示されるようになります。
もしくは、参照するオブジェクトをモルフに変換してオブジェくとでは無い状態にしてから組み合わせオブジェクトとして保存することで、参照するオブジェクトが無い状態にすることでも対応できます。
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