BIMcloudでは、万が一のデータ破損などに、いくつかの方法で備えることができます。原因は、強制終了、処理負荷、通信環境、停電の影響など様々考えられますが、復旧したい内容や不具合の程度に応じて、対応を図ります。バックアップと呼ばれるもの以外にも、同じような役割を果たすことのできるものがあります。
単位(内容) | 保存場所 | 使い方 | |
ローカルデータ(キャッシュ) |
プロジェクト |
クライアントPC |
Archicadで開く(オフライン) ※名前を付けて保存を実行してください。 |
PLNプロジェクト スナップショット |
プロジェクト (モデルデータのみ) |
サーバーPC (設定で外部指定も可) |
Archicadで開く |
チームワークプロジェクト スナップショット |
プロジェクト (モデルデータのみ) |
サーバーPC (設定で外部指定も可) |
BIMcloud Manager でインポート |
ライブラリ スナップショット |
ライブラリ部品の全てのデータ |
サーバーPC (設定で外部指定も可) |
BIMcloud Manager でインポート |
BIMcloud Manager フルバックアップ |
BIMcloud Managerの全情報 |
BIMcloud Manage の設定で指定 |
バックアップから復元を実行 |
BIMcloud Server フルバックアップ |
BIMcloud Serverの全情報 |
BIMcloud Sever の設定で指定 |
バックアップから復元を実行 |
※ 表はプロジェクトデータのバックアップを目的としており、この他にも「ユーザー」や「役割」データの定期的なエクスポートも、BIMcloudトラブルの備えになります。
・ローカルデータ
チームワークプロジェクトに参加すると、ArchicadのPCにプロジェクトのコピーが作成されます。そのコピーのことをローカルデータもしくはローカルチームワークデータと言います。
本来、データ復旧を目的としたものではありませんが、万が一BIMcloud上のプロジェクトにアクセスできなくなってしまった場合に、Archicadの保存操作によって、ローカルデータを単独プロジェクト(PLN)に保存することができます。
ローカルデータには、未送信データを含む最新の編集状態が保存されていますが、BIMcloud上にあるプロジェクトデータの状態とは異なりますので、注意が必要です。BIMcloud上のデータとローカルデータを最新に近い状態に保つために、こまめな送受信を心がけてください。
・スナップショット
プロジェクト単位での備えで、PLN、チームワークプロジェクト、ライブラリの3種類があります。
・バックアップ
プロジェクト、ユーザー、役割、アクセスなどの関連情報を保存し、復元することができます。
BIMcloud Server/BIMcloud Manager - バックアップパネル
BIMcloud ServerまたはManagerの復元方法
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