BIMxアプリでも動作できるようモデルを最適化する方法

<BIMxアプリ >

ArchicadからBIMxを出力した際に、モバイル端末上のBIMxアプリで出力したBIMxファイルを見ると、開くのが困難な場合があります。

その場合、ArchicadからBIMxを出力する前に、プロジェクトモデルを調整する方法を紹介します。

こちらの内容はヘルプセンターにも詳細が記載されていますので、併せてご確認ください。

モデルサイズの確認

BIMxモデルの3Dポリゴンが多すぎると、3Dナビゲーションが大幅に遅くなることがあります。ポリゴン数が多く、ファイルサイズが大きいからといって、必ずしも大きな建物ができるわけでははありません。3Dポリゴンのかなりの割合がライブラリ部品から生成されます。したがって、3Dポリゴン数を許容範囲内に収めることが大切です。

まずは、Archicadのポリゴンカウントを使用して3Dモデルのポリゴン数を把握します。

3Dモデルのサイズを小さくする方法

Archicadのモデルサイズを小さくするためには、いくつかの方法があります。下記にモデルサイズを小さくするための方法を参考ください。

• レイヤーセットを作成して必要な要素のみを表示させる
• 矩形選択を使用して必要な範囲のみを表示させる
• オブジェクトや建具の詳細度を詳細から、中間や簡略にし、ポリゴン数を少なくする
• ライブラリ部品のオプション(ドアハンドルなど)を非表示にする
• 複雑な形状やソリッド編集を多用したモデリングに注意する

テクスチャの最適化

テクスチャ画像に使用する画像サイズが大きすぎる場合は、BIMxモデルの品質や操作性に影響がでます。Archicadの画面上で3Dモデルを確認し、使用している材質やテクスチャの確認をBIMxに発行する前に確認ください。