<Archicad 24>
現象
柱や梁を一覧表で積算すると、レイヤー別構成要素では数量が異なっている事があると思います。ここでは、その数量を合わせる操作方法です。
原因
柱と梁はデフォルト設定の中に「柱セグメント」「梁セグメント」があり、これらは自動的にIDを持ってしまいます。そのため、勝手に計算対象に含まれてしまうので実際の数値が異なってしまいます。
▼柱セグメントで自動でIDを割り振られます
▼柱セグメントも含まれた体積
解決方法
ここでは「柱」を事例にした操作方法です。
▼一覧表設定>1.基準を追加>2.要素タイプ>基準 / レイヤー別構成要素>3.異なる>下図に進みます
▼異なる>値>柱セグメント>OKをクリックします ※「柱セグメント」が出ない場合、「追加」を
クリックすると出てきます
結果
この設定を行う事で、正しい数値に設定できます。
▼柱のみの体積
※こちらのナレッジも併せてご確認ください。
一覧表に柱、梁のビルディングマテリアルが複数表示されてしまう(ナレッジセンター)
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