【事例】
- 昨日までは多くのユーザーが、Archicadからチームプロジェクトに参加できていたが、今日は一部のユーザーを除き、接続できなくなってしまった。
- BIMcloudへのログインは可能だが、チームワークを開こうとすると、プロジェクトが破損しているようなエラーメッセージが表示される。
- ローカルデータの削除や、チームワークプロジェクトをPLNファイルに保存し、修復実行後にBIMcloudへ再共有しても、同じエラーが発生する。
- システム管理者も、ネットワーク設定やOSに対して変更は行っていない。
【原因】
アンチウイルスソフトのウイルス定義ファイルの更新により、チームワークプロジェクトのローカルデータ内の一部のファイルが誤検出され、削除されてしまっていた。
【解決】
「TWデータ」フォルダを、アンチウイルスのスキャンの対象から除外することで、チームワークプロジェクトを開くことができるようになった。
今回の解決に至った操作手順をご紹介しておきます。
※ この操作を行なうと、クライアントPCに保存されているローカルデータはなくなります。
プロジェクトの未送信データがある場合は、PLNファイルに保存してから操作を行なってください。
また、Archicadに保存されていたBIMcloudログイン情報も消えてしまいますので、BIMcloudのアドレス、ユーザー名、パスワードをお手元にご用意の上、操作を行なってください。
① クライアントPCのアンチウィルスソフトのスキャン対象から、
「C:\Users\<ユーザー名>\GRAPHISOFT」を除外します。
② クライアントPCの「C:\Users\<ユーザー名>\GRAPHISOFT\TWデータ」フォルダを削除します。
③ 再度チームワークに参加すると、クライアントPCにローカルデータ(「TWデータ」フォルダ)が、
再作成されます。
上記の方法で解決しない場合は、その他のBIMcloudやArchicadに関わるファイルが、削除されていないか、通信をセキュリティソフト等が妨げていないかご確認ください。
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