リリースハイライト
カスタマイズされたルールとビューの共有をより簡単に
Solibriバージョン9.12.5では、会社拡張機能を介して、カスタマイズされたルール、ビュー、および情報を共有できようになりました。これにより、組織はプロジェクト要件を簡単に管理できます。
新しいバージョンにアップデートし、BIMデータの品質保証にご活用ください。
現在、会社拡張機能の提供を進めておりますので、もうしばらくお待ちください。
Solibri Developer Platform(SDP)では、Solibriをカスタマイズし、モデル情報にアクセスするためのさまざまな方法を提供しています。 APIを使用することで、Solibri Officeにてカスタマイズされたルール、ビュー、設定、および情報を作成するできます。これは、Solibriに付属するデフォルトのルールや情報を満たすのが難しい、特定のBIMデータの品質、またはモデル要件がある組織にとってとても有益です。
このリリース以降、カスタマイズされたルールセットとビューをバンドルして、会社拡張機能を介して共有することができます。これは、カスタマイズされたリソースをSolibri Solution Center(SSC)を介して社内でより簡単に配布することができます。
SDPは、Solibri APIランドスケープ、ドキュメントパッケージ、および開発者がSolibriをカスタマイズするための専用のディスカッションフォーラムで構成されています。 SDP自体は、Solibriの高度な知識と開発能力を持つユーザー、またはAEC関連のサードパーティの開発会社が利用できます。詳細については、ドキュメントとマニュアルに加えて、ソースコードの例とテンプレートが豊富にあるGitHubのリポジトリを参照してください。 SDP関連の質問、直接サポート、およびディスカッションについては、SolibriSocietyに専用のチャンネルを提供しております。
そのほかの改善
Solibriの検索機能が改善されました。
ワイルドカード文字(*および?)機能にてバックスラッシュ(\*および\?)の使用をサポートするように修正を加えました。バックスラッシュを追加することで、ワイルドカード文字は、通常の文字として認識されるので、データに*または?を含む値の場合に、ご利用できます。
ユーザーが使用しているソフトウェアとライセンスのバージョンをより簡単に理解できるように、ライセンスタイプ情報が[ヘルプ]セクションの[アプリケーション情報]でご覧いただけるようになりました。 さらに、ユーザーは、Solibriが一般設定で更新をチェックする頻度の選択を編集できるようになりました。
詳しくは下記を参照してください。
リリースノート
改善
Solibri開発者プラットフォーム(SDP)
自社開発したカスタムコンテンツ(ルール、ビュー、情報)を会社拡張機能の一部として、バンドルすることが可能になりました。
- 会社拡張機能リソースとしてjarファイルをロードすることが可能になりました
- コンポーネントのプロファイル高さ数量のサポートが追加されました
その他の改善
- メモリにて画像の保存を有効にすることで、ディスクではなくコンピュータのメモリに画像を保存できるようになりました。この機能を有効にすると([環境設定]→[プレゼンテーション]→[画像をメモリに保存])、ご利用のPCに十分なメモリがある場合、パフォーマンスの向上につながります。
- 無効なIFCオブジェクトパラメータに対して対応を強化しました。これでモデルが開かれ、IFCパラメータタイプの問題はログファイルに書き込まれます。
バグの修正
- 分解されたオブジェクトが視覚化されない場合がある問題を解決しました
Archicadからモデルをエクスポートするときに一部のオブジェクトがIFC4モデルから消える問題を解決しました - BCFファイルのインポートによって作成されたプレゼンテーションからスナップショットが消える問題を解決しました
- モデルの更新時にサイト形状が適切に更新されない問題を解決しました
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